場所は、六本木「STB139スイートベイジル」です。
主催は、「STB139スイートベイジル」。企画は、「NPO法人　せんす」です。

佐々木秀実氏は、シャンソンをはじめ世界各国の歌を歌ったアルバムを昨年発売し、これからの活躍が各方面から期待されているシンガーです。桑山哲也氏は、日本で唯一ベルギー配列のボタン・アコーディオンを操り、テレビやCMの音楽などで活躍されています。

▲スイートベイジルのパンフレットより抜粋

■能とシャンソン

能楽普及のNPO団体が、どうしてシャンソンとボタン・アコーディオンのセッションを企画したのか？
その秘密は、佐々木秀実氏にあります。

佐々木氏は、観世流シテ方能楽師の家系である橋岡家で、能を学んだことがありました。

ここに、佐々木氏の能力の高さを表わす逸話があります。

地謡（じうたい＝コーラス）は、能舞台に上がる、8〜10人ほどのコーラスグループのようなものです。 その一人として参加したときのこと。
まだ、習っていない演目（えんもく）であるにもかかわらず、周囲の謡いを聞きながら、そのまま自身でも謡ってしまえた、というのです。

故・橋岡久馬氏をして、「天才」と言わしめたほどの才能。

幼少時より三味線や日本舞踊を習い、高校卒業後にフランスに渡りました。
声楽を学ぶために、クリスチャン・マセ氏、ピエール・ボルサレロ氏に師事。

そのフランス留学中も、故・橋岡久馬氏と手紙を通して親交を深めていたそうです。

そうした能との関係から、「NPO法人せんす」が、佐々木秀実氏の企画を行なうこととなったのです。

■食事を楽しみ　音楽を楽しむ　大人の娯楽

▲スイートベイジルの入口

「STB139スイートベイジル」は、音楽を楽しみながら食事ができる、ライブレストランです。 メニューは、ハーブをふんだんに使ったイタリアンフレンチとなっており、パスタやピザも楽しめます。 お酒も多数そろっており、ノンアルコールのソフトドリンクも充実。 当日の開場は、18時。 ショーが20時スタートとなるため、食事を済ませてから、のんびりとお酒を味わいながら、ショーを楽しむことができます。 時間による座席の入れ替えなどはなく、終了時刻までたっぷりと楽しむことができるそうです。 また、2階席には、ステージを見下ろせる二人掛けの座席もあるそうです。 是非、大人のデートをお楽しみください。

■イベント情報

日時	2004年6月30日　開場：18時　開演：20時
チャージ料金	4,800円（税込み）
場所	STB139スイートベイジル（港区六本木6-7-11）

■問い合わせ情報 STB139スイートベイジル TEL　03（5474）1395

■同イベントの当日の内容はこちらはこちら　≫　桑山哲也＆佐々木秀実　ジョイントライブの様子