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能の言葉を知りたい!
能楽用語集 TEXT:新城 健一 2004.06.28

あ行】 【か行】 【さ行】 【た行】 【な行】 【は行】 【ま行】 【や行】 【ら行】 【わ行

表記:修羅能

読み:シュラノウ

修羅能とは、武将(ぶしょう)などが主人公となっている演目を分類する言葉のこと。

戦の果てに修羅道(しゅらどう)へ堕ちた主人公が登場します。
勝ち戦の主人公が登場するものは、勝修羅(かちしゅら)。
負け戦の主人公が登場するものは、負修羅(まけしゅら)と呼ばれます。

能の演目は、5種類に分類されます。それぞれに番号がついていて、修羅能は2番目と呼ばれます。

大倉正之助と大鼓
▲修羅能の演目『朝長(ともなが)』のワンシーン。自害しなければならなくなった源朝長の亡霊が、自分の死に際を語るストーリー。『頼政(よりまさ)』『実盛(さねもり)』『朝長』をあわせ、三大難曲として「三修羅」と呼ぶ。(撮影:森田拾史郎)

▼関連用語
脇能鬘能雑能切能

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