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小学生も大人も大喜びで能に夢中! 『能ワークショップ』が開催 TEXT:新城 健一 2004.0525 TOPICS 【謡の体験】 【舞の体験】 【クモ糸を投げる体験】 【能のチャンバラ体験】 【参加者の声】 【次回への想い】 【保護者の方へ】 子供たちが声を上げて笑い、真剣に見つめ、元気に舞う。
近年、集中力がなくなったと言われる子供たち。 ワークショップの構成は、次の通りです。
1:『黒塚(くろづか)』の謡(うたい)を体験 まずは、能の謡(うたい=セリフ)の謡い方の体験です。
子供たちは、能独特の声の出し方が面白いらしく、お手本に続き、大きな声で謡を体験していました。
子供は、理屈抜きで、声を出すことそのものを楽しんでいました。 舞の体験を始める前に、『黒塚』の舞を観ることになりました。 先ほど謡を習った演目(えんもく)だったためか、生で観る舞の迫力か、本物の能楽師の舞に無言で見入っていました。
『黒塚』は、安達が原(あだちがはら)の鬼女の話。
舞を習いながら、ひとつひとつの型の意味を教わったためか、その後に再び『黒塚』の舞を観たときには、そこから意味を見出そうと、食い入るように見つめていました。
次のページでは、「クモ糸を投げる体験」や「能のチャンバラ体験」を紹介します。≫
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